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ピアレックスブログ

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ブログ(猫の糞とオシッコはなぜくさいか?)

当社にはアイドル猫がいます。
横の公園に捨てられていた子猫を社員が勝手に社屋で買い始めたのですが(+ +;)

猫はドイツ語でKatzeですがこれはなぜか雌猫で、雄猫を特定する場合はKaterといいます。
ドイツ人は猫を見ると大体メスだと思うんですねぇ。
という訳で当社のアイドルもKaterで名前は「じろう」といいます。
なぜ太郎でなく「じろう」なのか今となっては知る由もありませんが。。
社員有志が掃除してくれてはいるものの飼っている部屋はかなり臭いました・・・
まあ、可愛らしいから許してやろう。

jiro

猫って完全肉食獣なんでキャットフードしか食べさせてはいけません。
つまりオール蛋白質!
雑食獣である犬はドッグフードでもキャットフードでも構いませんが
猫にドッグフードを食べさせてはいけません。
ネコマンマを猫に食べさせるのはもっと虐待ですから気をつけてください!

蛋白質はご存知のようにアミノ酸が重合したものですから、分子中に大量の窒素Nや
硫黄Sが含まれます。
でんぷんやセルロースが(腐敗・発酵で)分解しても分子中に炭素C、酸素O、水素H
しかありませんので理論上は水と炭酸ガス、メタンガスしか出ませんから臭いません。
純粋のメタンガスは無臭です、念のため。

ところが窒素や硫黄が含まれるものが分解しますとアンモニアHN3やメルカプタンRSH等々、
強烈に臭うガスが大量に発生します。
猫の糞やオシッコがくさいのは実は大量に摂取した蛋白質が分解したなれの果てだったわけです。
当社の独創製品である光触媒洗濯糊「ピュアコートVスターチ」のフィールドテスト
(・・・と半分は遊びのつもりで)をじろうが棲む部屋のレースカーテンに塗布してみると・・・・

レースカーテン

驚くべきことに、あんなにしつこく臭っていた猫の排泄臭が2時間程度でまったく消え去ってしまいました。
この効果は今日現在で3ヶ月以上持続しています!!!

蛋白質が分解して生成する臭気物質はとりわけ親水性でもあるので余計に光触媒には
吸着・分解されやすいのですね。
理論上や実験上は「○○リットルの容器に△△ppm」の臭気が封入された状態を・・」
とか表現しますが、消臭や有害ガス除去効果を身近に感じるためにはやはり実感が一番ですね。

今まで失礼ながら「いてもいなくても構わない猫」と半ば疎ましく思っていたじろうですが、
彼がいなければこの劇的効果の発見もなかったかも知れず、今では堂々たる室内用光触媒の実験研究員です(^^)

2010年8月18日 9:24 PM
カテゴリー: Blog
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